火宅無常の世界……岩手の1日も早い復興を願う
6月14日朝、突如襲った岩手・宮城内陸地震。
被害の状況については連日報道されていますので、ここで記すまでもありませんが、1日も早い復興を願うばかりですね。
地震と言えば、思い出されるのが、昨年春の「能登半島地震」。
丁度、日曜日。親鸞会の行事が富山県射水市の親鸞会館で行なわれていました。
突然の「震度5弱」
かなりの揺れにも親鸞会館には被害はなく、参加者で整然と各所を点検したあと、講義が行われました。
行事に参加していた構造設計担当者に聞けば
「正本堂は一般の建物より高い強度で建てられています。これくらいの地震なら全く心配要りません」と余裕の構え。
これは地元・能登の親鸞会会員から聞いた話。
能登町の方の家では棟瓦が崩れましたが、翌日の朝、大屋根に登ってシートで覆い、雨の対策をしました。その方は79歳ですが、一人でこなされたそうです。
「応急処置はできたから、後は本職に任せるだけだ」と、午後からは親鸞会の法話に参詣され、地元の方々にも仏法を伝えて励ましたりと、地震などなかったかのように、光に向かっておられました。
地震があったから聞けない、ではなく、火宅無常の世界だからこそ聞かせていただかなければならない、と受け止めて進まれる親鸞会会員の皆さんを本当に尊く思います。
話は岩手に戻しましょう。
その岩手にも、親鸞聖人の教えを聞き求める方が沢山おられます。詳しくは、浄土真宗親鸞会 岩手県のサイトをご覧下さい。
最近、URLが変更になりましたので、ここに紹介しておきます。