携帯電話に「携帯仏壇機能」がついたというお話
携帯電話の普及で、携帯でネットができるようになっただけでなく、支払いもできて交通機関も利用できる……何でもかんでも詰め込んで、便利さの追求はとどまる所を知りません。
そんな携帯電話に、まさかの「信仰機能」まで導入してしまったものがあるそうです。
今回は大マジメ!仏教を信仰する方にお勧めなケータイ
どこでも拝める「南無阿弥陀仏ケータイ」--中国トンデモケータイ図鑑(CNET Japan)
詳細はリンク先を見て頂けばいいのですが、
・金色のボディに、至るところに「南無阿弥陀仏」や「佛心」の文字が……
・壁紙や着信音も仏教を感じさせるもの……
・「蓮の花キー」を押せば、仏像が現れて「移動式仏壇」のできあがり。しかもお仏壇に「浄水」「お線香」「花」「果物」「灯篭」をお供えできるという細かい配慮……
中国らしい代物です。雰囲気としては東南アジアでしょうか。
親鸞会でも、もちろん「携帯用」の御本尊はありますが、まさか携帯電話と合体させようなんてことはありません。
扱いがお粗末になりそうですね。
ポケットに「ポイっ」と入れるような、手軽な扱いでいいのかどうか。
大体、主機能は「電話」なので、耳にあててしゃべる訳です。仏壇をそういう扱いにしていいものかどうか……。
まあ、「そこまでしても、佛と身近になりたい」という強い思いがあってのことなのでしょう。
それだけ、世の中「不安」であることの、裏返しかもしれませんね。
それにしても、「信仰」に、こういった手軽さを求めていいのかどうか、疑問ですね。
覚えておきたい経文や親鸞聖人の言葉を携帯電話にメモリーしておくという使い方は、親鸞会ではよく聞く話ですが、やってもそこまでだと私は思っています。
この「佛心携帯」、機種変更した後の処理はどうなるのでしょうか……。