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桜から届けられるメッセージ

06

フレッシュな気持ちになる4月。


さて、日本人の好きな花と言えば「桜」。

色々のこと 思い出す 桜かな

と、松尾芭蕉は詠んでます。

確かに、いろいろ思い出しますね。

出会いと別れの季節、進学、転校、転勤…。

世の中に
たえて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし

これは、在原業平の歌。


“桜前線”なんて言われますから、毎年のことながら、日本中が桜の開花を待ちわびてるんですね。

はや咲くか、もう咲くか、と心にかかるものです。

咲き始めてからも、今何分咲き、と話題に絶えません。

「もう葉桜だね」と、散ってからも気にかけられる。

そんな花は、他にないでしょう。

花の色は うつりにけりな
いたずらに 我が身よにふる ながめせしまに

これは百人一首でも有名な小野小町の歌ですね。

儚い現実を歌っていて切なくなります。

面影の 変わらで年の つもれかし
たとえ命に 限りあるとも

同じく小野小町の歌で、無常の嘆きを感じずにおれません。

散る桜 残る桜も 散る桜

と詠んだのは、良寛。辞世の句と伝えられます。


桜は、とてもきれいですが、何だか切ない気持ちにさせる花でもあります。

あのヒラヒラと散りゆく姿に、諸行無常の儚さを深く知らされます。


親鸞聖人も、

明日ありと 思う心の 仇桜
夜半に嵐の 吹かぬものかは

と、ご両親との死別をきっかけに9歳で出家されるとき、このような歌を詠んでおられます。

桜は、私たちに、気づかねばならない人生の実相を教えているのかもしれません。

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