たばこのお墓?……世界禁煙デーと親鸞会
5月31日は世界禁煙デーなのだそうです。
大阪府庁では、職員も勤務時間中は喫煙禁止という徹底ぶりで、賛否両論をまきおこしているとか。
東京都渋谷区の「アレン・カー・ジャパン」には「たばこのお墓」なるものがあって、禁煙を決断した最後の1本を「埋葬」する場所なのだとか。
たばこに「命」が宿っている訳ではないので、「お墓」という名前に疑問ですが、それほど「たばこを絶つ」ことには大きな覚悟が必要なのでしょう。(余談ですが、「たばこが墓石」というのもありました)
逆に、15歳息子にタスポ(たばこ自動販売機用の成人識別カード)を貸したことで母親が書類送検されたというニュースもありました。たばこを巡る話題は絶えることがなさそうです。
ともあれ、喫煙者には肩身の狭い思いですが、そもそもなぜ「禁煙」なのか。様々なデータがありますが、朝日新聞では次のような記事がありました。
40歳時点で喫煙…余命は4年短く 30万人調査で判明(平成20年6月1日)
喫煙者の平均余命については、昨年、40歳時点で男性は3.5年、女性は2.2年短いという別の研究班の調査が公表されたが、対象は約1万人だった。今回は国内で進められている四つの疫学調査データを使い、90年代に40〜79歳の男女約29万7千人に喫煙習慣などをたずね、約10年間追跡した。約2万6千人が亡くなっていた。喫煙率は男性54%、女性8%だった。
厚生労働省の調査で、やはり喫煙による余命への影響は大なるものがあることが分かりました。
喫煙者は、がんや心臓病など健康へのリスクが高いと言われ、またたとえたばこを吸わない人でも、喫煙者の出す煙により健康被害を受けるとも言われています。
人生の目的が大切だからこそ、大切な命です。健康には気をつけましょう。
もちろん、親鸞会の本部会館、正本堂など敷地内は全面禁煙となっています。
生きる目的を明らかにされた親鸞聖人の教えを、心静かに聞かせて頂く聞法道場として、それは当然のことでしょう。
(親鸞会公式サイト:施設紹介)
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