親鸞会の前身 前田会館の思い出
浄土真宗親鸞会も今年で結成50周年。
公式サイトではその50年の布教の歴史を振り返る特設ページ「高森顕徹先生と親鸞会の50年」が開設され、次々と思い出深いページが追加されています。
昭和30年代……戦後の混乱から立ち直り、高度成長に向かって歩もうとする中、逆に浄土真宗の教えは正しく伝えられず、戦争協力した東西本願寺を始め真宗各派は衰退の一途でした。
そんな中産声をあげた親鸞会が、最初に建立した会館が、高岡市前田町の会館でした。
本堂の広さは24畳。正本堂の大講堂正面の大型映像装置が広さ30畳ですから、前田会館がすっぽり入ってしまいます。
小さいながらも、その会館の中は法悦に満ちる熱い空間でありました。
特によく聞く語り草は、「38豪雪」と言われる大雪の中、高森顕徹先生が布教に回られたというエピソードですね。
昭和38年の豪雪は、高岡市伏木でも積雪225センチにもなったそうで、山沿いはもっとひどかったことでしょう。この時の富山県の様子を示す写真資料はネット上にはあまり見られないのですが、たとえばここには、上市町の様子が分かります。……これ、2階の高さに道がついていますよね。
実生活の場にて、自分の背丈を超える積雪を、みなさんは経験されたことがありますか?
私も一度だけ経験がありまして、2階から出入りしたことがありましたが、なにせシャレにならない積雪です。出掛けられたものではありませんでした。
そんな中、仏法一筋に進まれた様子は感動ものです。
詳しくは、「親鸞会 前田会館の思い出|昭和38年の豪雪」をご覧下さい。
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