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「千の風」で死ねるか!と突っかかった教授

 西本願寺の中でも数少ない論客である山崎龍明氏(武蔵野大学教授)が、大阪で「あなたは『千の風』で死ねますか?」と題して講演したと中外日報で報じられていました。

 山崎氏曰く
「『千の風』は癒やしで仏教の救いとは違う」
「私は『千の風』では死ねません」
ときっぱり。
 紅白歌合戦で一躍有名となったこの歌に、真っ向勝負に出ています。

 死んだらどうなるのか……誰もが気になることであり、またさっぱり分からないものでもあります。
 そこへ「私はお墓の中にはいません、千の風になって見守っています」と美しい声で歌い上げれば、「そんなもんかなあ」と癒されることもあるのでしょう。
 スピリチュアルブームで、前世がどうのとオカルト的なことをゴールデンタイムに垂れ流していたテレビ局が叩かれましたが、「千の風になって」の歌も、言ってみれば不確定な死後を歌うオカルトチックなもので、ましてNHKが大々的に流すべき歌なのかどうか疑問です。

 中外日報の中では、「浄土真宗の僧侶の中でも、還相廻向に通じる、と肯定的に受け止められているケースがある」と言っていますが、親鸞会批判の真実のサイトには、実際に西本願寺の法事の法話で「千の風」の曲を流すだけで終わった、という体験談が掲載されています。
 山崎氏が指摘する「仏教の救いとは違う」ものが、堂々と別院の葬儀で流されているのですから実に困った事態です。

 では、本当の救いとは何なのか、還相廻向とは何なのか。山崎氏の講演では、「癒しはいわば自己満足であり、真宗の救いとは違う」としながらも問題提起だけで終わり、教えの真髄が明かされた訳ではないようです。
 後生の問題を真正面から捕らえ、親鸞聖人の教えられた救いの世界を、正しく理解せねばなりませんね。

 ちなみに親鸞会ブログ「菩提樹」でも、「「千の風」がはやるワケ」と題して、この問題が取り上げられていました。

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