聖火リレーで揺れる長野 〜親鸞聖人と善光寺〜
北京オリンピックの聖火リレー……華やかな舞台である筈が、チベット問題で大騒ぎ。
さて、今月26日は、日本の長野でも聖火リレーが行なわれますが、さてさてどうなることでしょう。
善光寺がリレーの出発地を辞退して、ルートをどうするかもめているようです。
この善光寺、「牛に引かれて善光寺まいり」で有名ですが、境内には、なぜか、親鸞聖人の銅像が立っています。手に一本の松の枝を持たれたお姿が、印象的なのですが、浄土真宗の宗派には属さない寺で、なぜでしょうか?
どうも、越後から関東に向かわれる途中、親鸞聖人は、善光寺仁王門前の堂照坊に宿泊されたということらしいです。
このことを、仁王門前の看板には、
「聖人は当坊二十三世源阿房を御供に戸隠山へ登られ、山中で御休息の節、生い茂る熊笹の葉を採り六字の名号を作られ、方便の権教は野外の車の如しとして、百花百草凋落の後、笹の葉独り雪中に鮮やかなるをたとえとして、末法の世には本師弥陀の名号がすぐれた救いの教えであることをお説きになられました」
と記されていて、「笹字御名号」が語り継がれているようです。
長野も、親鸞聖人ゆかりの地だったのですね。
親鸞会でも長野県内各地で法話を開催しています。親鸞聖人の教えを、共に学んでみましょう。
詳しくは「浄土真宗親鸞会 長野・山梨」のサイトをご覧ください。
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